人との付き合い方

桜も満開の時期を過ぎ、葉桜の季節になってきた。

新学期。新年度。この時期は出会いや別れの季節でもある。この春から新しい学校や会社に行く人もいるだろう。新しい環境では人との出会いが欠かせない。基本的にはいい人が多いけれど、中には自分と合わない人もいる。なんだよ!こいつ!と思うことも少なくない。

僕は苦手な人ほど、自分から話しかけるようにしている。営業をしていた時もそうだった。苦手な客先ほど足繁く通う。自分の会社の商品をよく使って頂いているお客さんの場合、基本的には悪い印象はないので、付き合いやすい。しかし、あまり使ってくれていないお客さんは、やはり何かしら原因があって使ってくれていないので、煙たがれることも多い。でも、あえてそういうお客さんのところに何回も通う。そうすると、そのうち心を開いてくれるようになる。閉ざした心を一度開いてくれると、そこから急にその人に近づくことができる。まさに、懐に入るのだ。特に仕事なんかで、こちらにきつく言ってくる人は、自分に期待してくれていたり、自分が相手に頼られている場合も多い。僕も以前勤めていた会社で、いつも無理を言ってくる苦手なお客さんがいた。会社を辞めることになって挨拶に行くと、「あんたには、いつも無理を言ってたけど、いつもすぐに動いてくれたから、いつかお返ししたいと思ってたのに残念」と言われたことがあった。僕はそのお客さんがホントに苦手だったので、まさかそんな風に思われているとは知らなかった。僕は、その人の懐に入れなかったのだ。懐に入ってみると、実はいい人だったということも実は多い。SMAPの歌じゃないが、育ってきた環境が違うから、価値観や考え方が違うのは仕方がない。自分の価値観で相手を見てしまうからうまくいかない。もともと、人は自分とは違うのだと、相手の価値観を尊重することが大切だと思う。それでも、どうしても合わない人もいる。そんな時は、その人とは付き合いをやめる。嫌いになるのもパワーがいるし疲れる。無駄に疲れるのはもったいない。

逆に、お互い良い印象を持っていたのに、何かのきっかけで嫌な部分を見てしまうと、そこからどんどん相手の嫌な部分しか見えなくなることもある。夫婦や恋人との関係なんかがそうだ。お互い好き同士だったのに、これも何かのきっかけで相手の嫌な部分が見えてしまう。こんな人のはずじゃなかった、こんな人を好きになったはずじゃなかったと、好きという気持ちの反動で、相手のことがどんどん嫌いになってしまう。相手を否定することでしか自分を正当化できなくなり、そうなるともう、泥沼である。この場合も、相手は自分とは違うのだと、相手の価値観を尊重することが大切だ。

「思いやり」。この気持ちがあれば人間関係なんてうまく行くのだが、なかなかうまくいかないもんだ。


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