花宇宙

造園家の家谷さんからお誘いを受けて、味園ユニバースで開催されていた川西、花宇による植物の展示即売会に行く。

僕は花宇のことは詳しく存じ上げなくて、あのプラントハンターとして有名な西畑清順のご実家であることを当日知った。

味園ユニバースに入ると、すぐに家谷さんがいた。「なんか、おしゃれですやん」。家谷さんに観葉植物というイメージがなかったので、少し以外だった。

僕は観葉植物というものが、あまり好きではない。そもそも、観葉という言葉に違和感がある。観葉とは、要は観賞用ということでしょ?植物というものは、確かに美しく、眺め、愛でることで癒される。しかし、植物は、もともと自然のものであって、自然の中で見るからこそ美しい。それを人間の都合で室内で育て、それも、単に観賞用で育てることに違和感があったのだ。観賞用で植物を育てるって、単にファッションじゃないのか?ファッションとして建てられた建築はつまらないし、ファッションとして飼われたペットは飼育放棄され、悲しい結末になる。親の勝手で前髪をパッツンと切った子どもは、子どもがファッションの対象になり、たいがい躾が行き届いていない(個人の感想です)。

だから、今回も僕は庭で育てる植物を探しに来てて、家谷さんにも、「外で育てれるのは、ありますか?」と聞いたが、基本的には室内で育てる観葉植物とのことだった。

少し残念な気持ちで会場を覗いていると、たちまち会場の植物に夢中になっていた。今まで見たことのないような植物がいたる所にあり、そのどれもが愛らしい。しかし、これいいな!と思って値札を見ると、桁が一桁違っていたりした。珍しい植物がいたるところにあっておもしろい。不思議な形や色をした植物を見てると、ロマンすら感じる。実際、日本に自生していない植物を日本に持ち込むというのは、なかなかに難しいことのようだと、知り合いの建築家さんが教えてくれた。

結局、どうしても持ち帰りたい仙女の舞という、茎がクネクネと曲がったおもしろい植物を買って帰った。

観葉植物という言葉には未だに違和感はあるものの、室内で植物を育てるのはペットを飼うのに近いかもしれない。これまで何度も、育てやすいと言われている多肉植物やエアープランツでさえ枯らしてきたから、今度はきちんと育てよう。単なるファッションにならないように。


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