スネアの達人

高校の頃からバンドを組んでドラムを叩いていた。

中学の時にギターを始めたのだが、御多分に洩れずFのコードを押さえることが出来ず、頃同じくして、ザ・フーのキース・ムーンがまるで北斗の拳のケンシロウが北斗百裂拳を「アタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタター!」と炸裂させるが如く、スティックを縦横無尽に振りかざす姿を見て、高校の合格祝いに中古のドラムセットを買ってもらった。

大学に入ってもバンドは続けていて、梅田のスタジオで練習していたが、そのスタジオでは一発録りでレコーディングができたので、デモテープを作ってライブハウスに持ち込んだりしていた。

そのスタジオの人に、「君、スネア(スネアドラム)いい音出すね」と言われたことがある。これは、かなり嬉しかった。僕はスネアの音にはこだわりを持っていた。自分がこだわりを持っているから、音楽を聴く時も、いい曲でもスネアの音が悪いと好きになれなかったし、スネアの音がいいだけで好きになる曲もあった。僕の好きなスネアの音は乾いたような「スコーン!」という音。好きなドラマーは、アントン・フィアーだ。

また、機会があったらバンドがしたい。その時はドラムセットは、スネアのみ。ベースはミック・カーンで、ギタリストはアート・リンゼイ。ボーカルは、インスタでパンツ見せてるようなチープな女子をスカウトしよう。

楽しいだろうなぁ。


Accu Radio

iPhoneを使っているので、それなりにアプリを入れている。
それほど、積極的にアプリを探すほうではないので、必要にかられた時やこんなアプリないかな、と思いついた時にアプリを探して入れている。
そんなアプリの中でも、神アプリと言えるのが、このAccu Radioだ。いわゆるインターネットラジオのアプリだが、480ものチャンネルを揃えており、ジャンルごとに細かく分かれている。しかも、選曲がかなり良くて、ハズレがないと言っても過言ではない。さらにさらに、これだけ洋楽が聞きまくれて無料!自分はヘヴィ・メタル、オルタナティブ、ドラムン・ベース、ビーバップ、レゲエ、フレンチポップ、パンクと言ったところをお気に入りに入れている。なんとも節操の無い選曲だ。
先日、久しぶりに、夜に一人でエンヤを聞きながらお酒を飲んでいた。久しぶりに聞くと、やはりエンヤはいいなあ、などと思いながら、Accu Radioでエンヤと同じような曲を流しているチャンネルがあるのではないかと思って検索してみた。Accu Radioではアーティストなどの名前を入れて検索までできちゃうのだ。
「ENYA」で検索すると、「Celtic」という単語のついたカテゴリーが複数出てきた。そうか、エンヤはケルト音楽になるのか、と気付く。とりあえず、聞いてみる。これがめちゃくちゃいい。ある意味、無印良品のお店に来たみたいだが、無印のそれほどキャッチーではなく、聞いているだけで澄んだ青い空と地平線まで延びる草原が目に浮かぶ(たぶん、ケルト民族はそういうところで暮らしているのだろうという想像の上で)。
とにかく、洋楽好きの方にはオススメのアプリ。


 

後藤まりこさん

後藤まりこという人を知っているだろうか?
「ミドリ」というバンドでヴォーカルを務めていたミュージシャンである。現在、ミドリは解散してソロで活動している。あえてジャンル分けするならハードコア・パンクといったところだが、どちらかと言えば、ジャンルにとらわれないキワモノ的な一面もある。
後藤まりこのことは全く知らなかったが、何かのきっかけで最近知った。自称、文筆歌手の川上未映子など、アーティスティックでかわいくて、ちょっとエロい感じが好きなので、すぐに興味を持った。
関西出身だが、今は東京を中心に活動しているので、なかなかライブを見る機会はないが、先日、ライブの模様をUstしていたので見てみた。
最初は落ち着いて見ていた観客が、ステージの盛り上がりに合わせて、徐々にウェーヴしていく。拳をあげて頭と腰を振りまくって会場は狂気の沙汰となる。アンコールでは後藤まりこが客席にダイブをしてクライマックスを迎えた。
是非、大阪に来たらライブに行きたいミュージシャンだ。


正しい相対性理論

相対性理論は嫌いだった。いわゆる聞かず嫌いというヤツだ。
相対性理論とか、神聖かまってちゃん とか、毛皮のマ リーズとか、ちょっと変わったバンド名をつけたバンドからは、俺たちは違うぜ!感が感じられて聞く気になれなかった。
ところが、アルバム「正しい相対性理論」の参加ミュージシャンが素晴らしすぎた。Cornelius、坂本龍一、スチャダラパー、Arto Lindsay。聞くしかない。
いざ、聞いてみるとJAPANだ。サウンドはまさに、JAPAN。JAPAN風のサウンドにやくしまるえつこのヴォーカルが心地よい。
Amazonのレヴューなんかを読んでいると、このアルバムは独特のようで、これまでの相対性理論は、もう少しJ-POPっぽいようだ。
まあ、確かに、参加ミュージシャンのサウンドが色濃く出ているので、このアルバムだけでは相対性理論の評価はできない。
しかし、これだけの面子が集まったのも凄いし、相対性理論を率いる、やくしまるえつこ、後藤まりこに続いて要チェックだ。


SALON MUSIC

自分が幼い頃は、テレビから流れてくる音楽と言えば演歌やアイドルなどの歌謡曲だった。
兄貴の影響で、周りの友達に比べれば少し早くから洋楽を聴いていた自分は、日本の音楽のレベルの低さを心の中で馬鹿にしていた。
テレビの歌番組に「バンド」が取り上げられるようになってきたのは、BOØWYやレベッカなどが出始めて、関東のほうで「イカ天」が流行りだした頃だった。ここで少し日本の音楽シーンに変化が見られるが、当時自らバンドを組んでいた自分らは、テレビに出てくるバンド達を「歌謡ロック」と呼んで嘲笑していた。
そんな自分が日本人で始めて「洋学の音」を感じたユニットがフリッパーズ・ギターだった。
フリッパーズ・ギターのサウンドは、これまでの日本のバンドのそれとは明らかに違っていた。
小山田圭吾が立ち上げたTRATTORIAレーベルから出されたSALON MUSICのサウンドもまた、海外のバンドに負けないサウンドを作り出している。
ノイジーなギターに甘いメロディーは間違いなくカッコイイのだが、日本ではメジャーになることは少ない。相変わらずジャニーズやエイベックス系がチャートを賑わしているし、本当にカッコイイ音楽をしている人、またそれらを応援する人もメジャーになると、なんかもう違うみたいな感じになってしまう。
みんなが聞いていないアーティストだから応援するというのも、なんか違う気がするのだけれど。


citrus

トラットリア・レーベルから発売された「BEND IT! JAPAN98」の中の1曲にcitrusの曲が収録されていた。このアルバム自体、corneliusをはじめ、トラットリア・レーベルの名曲ぞろいで、大好きなアルバムの1つだが、中でもcitrusの曲は特にお気に入りだった。
citrusは既に解散しているが、活動中はシングルしかリリースしていない。解散後に出た唯一のアルバムが、ベスト盤といってもいい「Pits Are The Pits」だ。
ノイジーなギターリフにメロディアスでPOPなメロディ、そこに甘く囁くようなヴォーカルがのっかって、質のいいPOPサウンドを作っている。
corneliusはもちろん、L⇔RやNeil&Iraizaなんかが好きな人にもお勧めかも。




Children

高校生の頃、当時、ハードロックやヘヴィメタルしか聞いていなかった自分の音楽の幅を大きく広げるきっかけになったのがThe Missionだ。
当時愛読していたヘヴィメタル専門マガジン、「BURRN!」の新譜紹介のコーナーに、なぜかThe Missionの「Children」が紹介されていた。
「Children」はプロデューサーに元レッド・ツェッペリンのジョン・ポール・ジョーンズを迎えたりAEROSMITHのDREAM ONをカバーしているため、ハードロック色が強いと言えるが、カテゴリーとしてはゴシック・ロックやポジティブ・パンクに分類される。
この「Children」にはまってから、The Sisters of Mercy、Christian Death、Fields of the Nephilimなど、立て続けに聞いた。
20年以上前のアルバムだが、完成度が高く、今聞いても素晴らしい。


KISSOLOGY

KISSとの出会いは中学生だった。
当時、兄が見ていた「ベストヒットUSA」で流れていたKISSの「I Was Made For Lovin' You」のビデオクリップに釘付けになった。
奇抜なメークに竜の顔をしたロンドンブーツ、斧型のベースに戦車の形をしたドラムセット。そしてキャッチーなメロディライン。衝撃だった。
KISSは、その派手な見た目から色モノのハードロックバンドと捉えられがちだが、実はスタンダードなロックンロールを演奏するエンターテイメント集団なのだ。
KISSに影響を受けたアーティストはたくさんいるし、KISSが特にアメリカのロックシーンを変えたと言っても過言ではないだろう。
KISSOLOGYでは初期の珍しいライヴの模様やテレビに出演したKISSの姿を見ることができる。中でも初来日した日本武道館でのライヴは必見だ。
KISSは今でも現役で活躍しているが、あの頃のKISSのライヴをもう一度体感したい。



DEAD END

高校生の頃からバンドを組んでいて、当時コピーしていたバンドがDEAD ENDだった。
DEAD ENDは、当時憧れのバンドで、特にヴォーカルのMORRIEはカリスマ的存在だった。
MORRIEの化粧や逆立てた髪型は現在のヴィジュアル系の走りで、後の多くのヴィジュアル系バンドに影響を与えている。
ラヴクラフトから影響を受けたMORRIEの独得の詩世界も当時は斬新で、あれだけの独得の世界観をもったバンドは、以降、現れていないのではないだろうか?
そのDEAD ENDが2009年、20年ぶりに復活していた。今更、新しいアルバムを聞きたいとは思わない。
若かったあの頃のDEAD ENDが好きだから、夢を壊したくはない。
DEAD ENDがインディーズ時代に発表し、強烈なセールスを誇ったアルバム、「DEAD LINE」が当時のライヴDVD付きで復刻されていた。
高校生の頃、見ることのできなかったDEAD ENDのライヴ。
ステージを動き回るMORRIEたちの姿に高校生の頃の熱い思いがよみがえる。



PROMISED LAND

American Rockの「PROMISED LAND」を買った。
American RockはESCALATOR RECORDSのオムニバスやミニ・アルバムで聞いていたが、PROMISED LANDは初のフルアルバムだ。
囁くような独特なボーカルはKAHIMI KARIEを思わせる。
オムニバスで聞いたギターポップ的な感じの曲調に比べ、PROMISED LANDは打ち込みを多用したサウンドに仕上がっていた。
KAHIMI KARIE、Neil & Iraiza、嶺川貴子なんかが好きな人にはおすすめ。


| 1/2PAGES | >>

categories

archives

recent comment

others