染付の変形皿が入荷しました

染付の変形皿が入荷しました。

骨董商というのは、それぞれ得意分野があって、江戸後期〜明治期頃の器を扱う方や古い工具を扱う方や戦前くらいの雑貨的なものを扱う方などいろいろですが、こちらの変形皿は旧日本軍の古いものを扱う骨董商の方が持たれてました。

変わった形と文様だったので、これはどちらのものですか?と聞いてみたものの、「器はわしは分からん」とおっしゃって、お安く譲っていただきました。

時代や産地など不明なのですが、なかなかあるものではありません。柄も不揃いで所謂下手物ですが、非常に味があります。大きさも使い勝手が良さそうなサイズです。

正直、手放したくない一品ですが、大切に扱われる方はいかがでしょうか。


染付の中皿が入荷しました

ウェブショップに染付の中皿が入荷しました。

骨董商を営む叔母のところで手に入れたものですが、枚数があったにもかかわらず4枚しか購入せず、2枚は売れてしまったので、残り2枚です。中皿はなかなか入荷しないので、もう少し買っておけばよかったと少し後悔しています。

骨董市などに行っても、小皿やなます皿、蕎麦猪口などは、よくありますが、中皿はなかなかありません。現代では使い勝手のよい中皿ですが、昔とはやはり食文化が違うからでしょうか。確かに、最近はカレーやシチュー、パスタなどにも使えるタイプの器は、日本の骨董にはありません。近いものが中皿になりますが、深さの浅いものがほとんどだと思います。

今回入荷したものも径15センチと少し小さめ。それでもなかなか入荷しないものなので、この機会にどうぞ。


ウェブショップをリニューアルしました

「それ等の多くは片田舎の名も知れぬ故郷で育つのである。又は裏町の塵にまみれた暗い工房の中から生れてくる。たづさはるものは貧しき人の荒れたる手。拙なき器具や粗き素材。売らるる場所とても狭き店舗、又は路上の蓆。用ゐらるる個所も散り荒さるる室々。だが摂理は不思議である。是等のことが美しさを器のために保障する。それは信仰と同じである。宗教は貧の徳を求め、智に傲る者を誡めるではないか。素朴な器にこそ驚くべき美が宿る。」

民藝運動の創始者である柳宗悦の書物、「雑器の美」の中の一文です。僕は特に民藝について詳しくはありませんが、非常に好きな言葉です。

僕がovest designを始めて10年になります。一応、「デザインと古いもの」ということをコンセプトに運営させていただいております。デザインと古いものというのは、一見、相容れないもののようですが、デザインといってもセルフプロダクトだったり、伝統工芸をリデザインしているようなデザイナーさんをセレクトしたり、古いものも、骨董といった少し近寄り難いものよりは、普段使いできる古いものを中心にセレクトしています。僕のセレクトの根本には、ある意味マスプロダクトに対するアンチテーゼみたいなものがありまして、うまく言えないのですが、そういう感じでデザインと古いものを同列に扱っています。

もともと僕はデザインに興味があり、それこそ家具や照明などにはこだわりを持って、そういうデザインのよいものに囲まれて過ごす暮らしこそが豊かな暮らしであると思っていました。ところが、最近になって、それは少し違うような気がしてきました。確かに北欧の暮らしがそうであるように、よいデザインに囲まれて暮らすことは人生を豊かにすることであるのは確かだと思うのですが、今、僕がしていることは、ただの消費ではないかと。例えば祖父が使っていた家具を大切に使い続けるとか、今使っているものを子供たちの代まで使ってもらうのであれば、それはよいと思うのですが、現実はそうではありません。これは単に消費しているに過ぎないのではないかと。

骨董にしても、うちの嫁さんなんかは、普段から使いたがりません。食器を洗う際に割れることに気をつかう器などは使いたくないらしく、それはもっともだと思うのです。使う時に気をつかう器とは、器と言えるのかと。そういう意味では、僕は印判の器などを好むのです。比較的安く手に入り、普段使いにはもってこいです。しかし安いからといって使い捨てするのではなく、使う度に愛で、欠けたり割れたりしたら直しをして使って頂きたいのです。印判と言ってもだいたいが明治の頃ですから、100年以上も使い引き継がれてきたものなのですから。

それと大切なのはカテゴライズしないことです。これがなかなかに難しいのですが、人はやたらカテゴライズしたがります。人種、宗教、性別などなど、枠にはめることで、自分と同じ枠であるかを見極めようとします。ジャスパー・モリソンのスーパーノーマルも、柳宗悦の民藝も、僕にはカテゴリーに感じます。僕は音楽が好きですが、もともと若者の特権であり、自由の象徴であったはずのロックが、ビートルズ以降、さまざまな「ジャンル」という名のカテゴライズがなされ、どのジャンルにも属さないような音楽でさえ、「ミクスチャー系」といった新たなカテゴリーができたというのは、笑い話にもなりません。

何が言いたいのかと言うと、心の目で見ていただきたいのです。心の目で見ると言っても難しいことではありません。自分の素直な目で見て欲しいのです。財布の紐と相談しながら買ってしまうのは仕方がありません。しかし、心の目で見て、気に入ったものを買っていただき、それを次の代まで使うくらいの気持ちで買っていただきたいのです。人は死んでもモノは死にません。壊れたり傷むことはあっても直しながら使うことで味わいを増していくでしょう。

と言っても、僕の考えを押し付けるつもりはありません。ただ、僕がこういう思いで扱っているというだけの話であります。そして、共感し、気に入ったものがあればお買い上げいただければ嬉しく思います。


古いガラスコップなど入荷しました

しばらく、ブログをさぼっておりましたが、ウェブショップに安南の茶碗、印判の茶碗、戦前のガラスコップなど入荷しました。

いずれも、比較的時代が浅いため、お買い求めやすい価格となっております。

骨董は、古いもののほうが味わいのあるものが多いのは確かですし、希少価値もありますが、個人的には大正から昭和にかけての、大量生産に移行する時代のものも、当時の時代を偲ばせるものがあり好きです。

ウェブショップにてお買い求めください。


蕎麦猪口と茶碗が入荷しました

ウェブショップに蕎麦猪口と茶碗が入荷しました。

蕎麦猪口は定番の矢羽根文。茶碗の絵は、よく見る絵なのですが、結局わかりませんでした。

蕎麦猪口はニュウがありますが実用可能です。茶碗も高台に欠けなどありますが、比較的よいコンディションです。

この機会にウェブショップにてどうぞ。


印判の豆皿が入荷しました

ウェブショップに印判の豆皿が2点、入荷しました。

1点は、舟型で染付の山水文に印判で青海波と千鳥の模様。もう1点は、木瓜型で毘沙門亀甲文に五弁花文。

共にかわいい豆皿です。いろんな形や模様の豆皿を集めても楽しいです。

ovest designのウェブショップにてお買い求めください。


古いプレスガラスの小皿が入荷しました

ウェブショップに古いプレスガラスの小皿が入荷しました。

時代は不詳ですが、おそらく戦前くらいかと。カットがとても美しく、涼しげな佇まいは、これからの季節に活躍してしてくれそうです。

小皿でも骨董のような陶磁器では、価格も張りますが、ガラスの小皿は比較的安価でお買い求めいただけます。柄や色も豊富にあり、集めて気分に合わせてお使い頂いてもお愉しみいただけます。


ピューターのプランツポットが入荷しました

ウェブショップに古いピューターのプランツポットが入荷しました。

ピューターと言うと錫をイメージされる方もいらっしゃいますが、実際は錫を主成分にアンチモンや銅を加えて調整した合金になります。

ブリタニアメタルと呼ばれるように、中世のイギリスを中心に生産され、テーブルウェアとして爆発的に普及しました。その後、18世紀に陶磁器の大量生産が始まると共にピューター製品は食卓から姿を消すことになりますが、現在でも伝統工芸として愛され続けています。

今回入荷したプランツポットもアンティークの古びた風合いが味わい深い商品です。


古いインク壺が入荷しました

イギリスの古いインク壺が入荷しました。

19世紀頃のものと思われます。ストーンウェアと呼ばれる陶器の一種で、黄色い土色の陶土に透明の釉薬を塗って仕上げられていると思われます。

アノニマスなデザインと柔らかな肌合いで落ち着いた印象があります。

最近では、インクをペン先に付けてしたためるようなことは、なかなかありませんし、僕もこれまでつけペンなどは使用したことはありませんが、とても風情があってよいなと思います(そもそも字が汚いので、あれですが、、、)。

一輪挿しやオブジェとしても風情があるお品です。


melittaのカップ&ソーサーが入荷しました

ovest designのウェブショップにコーヒー機器の総合メーカー、melitta社のカップ&ソーサーが入荷しました。

1970年代に製造されたceracronシリーズは、きめ細かい磁器素材に独特の施釉を施したとされていますが、詳細な製造技術は明かされていません。

melitta社での食器製造は1982年までで、それ以降、食器製造部門はFriesland社として独立しました。

ドイツらしいぽってりとした形状と深みのある赤い釉薬が施された地肌は温かみがあり、デザイナーの名前が明かされていないアノニマスなところも好感が持てます。


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